きたがわ-うたまろ きたがは― 【喜多川歌麿】
(1753?-1806) 江戸後期の浮世絵師。鳥山石燕(せきえん)に学ぶ。美人大首絵に独自の様式を展開、多大な人気を博し、後世の美人画に大きな影響を与えた。代表作「当時全盛美人揃」「娘日時計」など。
にくひつ 肉筆
一種傳說請參考
MINI Daruma and a Tiny Encyclopedia about Daruma
ミニミニ辞典―知識散歩
http://www.asahi-net.or.jp/~um8d-tmzk/darumasan4.htm
歌麿の肉筆画、栃木で発見
2007年10月05日18時52分
美人画で知られる江戸後期の浮世絵師・喜多川歌麿が描きながら、所在が分かっていなかった作品とみられる肉筆画が、栃木県栃木市で見つかった。歌麿の肉筆画は30点ほどしか確認されておらず、画風がどう形成されたかを知る上でも、貴重な発見といえそうだ。
栃木市内で見つかった歌麿の肉筆画「女達磨図」=浅野秀剛さん提供 |
見つかったのは、赤いだるまの装束を身につけた女性を描いた「女達磨(だるま)図」。縦36.5センチ、横56.5センチ。栃木市内の女性が所有していた。現在は栃木市立とちぎ蔵の街美術館が預かっている。
歌麿に詳しい千葉市美術館の浅野秀剛学芸課長が調べ、顔の描き方や紙質、落款などから「歌麿が描いたもの」と判断した。関係者によると、持ち主の女性は「夫が、20~30年前に廃品回収業者から3000円ほどで買った」と話しているという。
「女達磨図」は、昭和初期の資料に存在が記されていたが、詳しい所在は分からず、写真なども残っていなかった。
浅野さんは「保存状態はよくないが、歌麿の技量がピークに達する少し前の作品とみられる。歌麿が栃木に滞在したことはわかっており、その際に描いたものではないか」と話している。
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