Meiji Era's 'water fans' return to Gifu
BY MASAKO SAKAMOTO STAFF WRITER
A 'mizu uchiwa' fan (Masako Sakamoto)Kenji
Sawaki, left, and Makoto Kurata prepare the bark before making
traditional 'washi' paper in their studio in Mino. (Masako Sakamoto)
MINO, Gifu Prefecture--Artisans in this central Japanese city are
reviving the lost craft of making fans from paper so thin that it is
almost transparent.
Edo folding fans have simple, but colorful designs. (Hirotaka Kawakami)Traditional craftsman Hiroshi Matsui makes a hole in washi paper to pass the skeleton of a fan. (Hirotaka Kawakami)
Sales of traditional fans made in Gifu heating up
BY TAKU HOSOKAWA STAFF WRITER
2012/06/02
Paper fans are dried indoors ahead of the summer season. (Taku Hosokawa)
GIFU -- Workers are being kept busy at a traditional paper fan company
here as consumers are turning to an old standby to stay cool this summer
in the wake of a possible electricity shortage nationwide.
おうぎ〔あふぎ〕【扇】
《動詞「あお(扇)ぐ」の連用形から》
1 手に持ち、あおいで風を起こす道具。儀式・祭事などにも使う。ふつう、折り畳めるものをいい、檜扇(ひおうぎ)と蝙蝠扇(かわほりおうぎ)がある。前者を冬扇、後者を夏扇ともいう。すえひろ。せんす。《季 夏》「母がおくる紅き―のうれしき風/草田男」
2 紋所の名。1をかたどったもの。種類が多い。
51. 紙扇 | ||||
注音一式 ㄓˇ ㄕㄢˋ | ||||
漢語拼音 zh sh n | 注音二式 j sh n | |||
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92. 油紙扇 | ||||
注音一式 |ㄡˊ ㄓˇ ㄕㄢˋ | ||||
漢語拼音 y u zh sh n | 注音二式 y u j sh n | |||
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扇忌々し
《漢代、班婕妤(はんしょうよ)が、秋風が吹くと捨てられる扇に自分をたとえて「怨歌行」を作ったという「文選」の故事から》扇は男女の仲にとって不吉だということ。
「名にし負はば頼みぬべきをなぞもかく―と名づけそめけむ」〈古今六帖・五〉
「名にし負はば頼みぬべきをなぞもかく―と名づけそめけむ」〈古今六帖・五〉
46. 秋扇見捐 | ||||
注音一式 ㄑ|ㄡ ㄕㄢˋ ㄐ|ㄢˋ ㄐㄩㄢ | ||||
漢語拼音 qi sh n ji n ju n | 注音二式 chi u sh n ji n jiu n | |||
相似詞 蘼蕪路斷 | 相反詞 | |||
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37. 合歡扇 | ||||
注音一式 ㄏㄜˊ ㄏㄨㄢ ㄕㄢˋ | ||||
漢語拼音 h hu n sh n | 注音二式 h hu n sh n | |||
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扇を請ける
芸事などで、奥義伝授の証(あかし)として、その流儀の扇を師匠から与えられる。
おうぎあみ【扇網】
扇形に開く網。四手網(よつであみ)の類。
おうぎあわせ【扇合(わ)せ】
平安時代に行われた物合わせの一。左右の組に分かれて扇を出し合い、その趣向の優劣を判者が判定して勝負を決めた。
おうぎいか【扇紙鳶】
扇形の凧(たこ)。おうぎだこ。
おうぎうり【扇売り】
1 近世、夏に扇の地紙を売り歩いた商人。注文があると、その場で紙を折って扇を作った。地紙売り。
2 近世、江戸で、元日未明から年玉用の扇を売り歩いた商人。
おうぎおり【扇折り】
地紙を折って扇を作ること。また、その職人。
おうぎがき【扇垣】
アシや竹などで、建物や塀の端に扇形につくった垣。
おうぎかけ【扇掛(け)】
書画などをかいた扇を広げて飾るための道具。扇架(せんか)。
おうぎかずら【扇蔓】
シソ科の多年草。山地の木陰に生え、高さ8~20センチ。葉は縁に粗い波形のぎざぎざがあり、扇を思わせる。4、5月ごろ、紫色の唇形の花を数個つける。
おうぎがた【扇形】
1 扇を広げた形。おうぎなり。せんけい。
2 弧の両端を通る二つの半径と、その弧とで囲まれた図形。せんけい。
おうぎがたはぐるま【扇形歯車】
おうぎがに【扇蟹】
十脚目オウギガニ科のカニ。岩礁地の潮間帯にすむ。甲は前方に開いた扇形で、甲幅約2.5センチ。体色は暗青色から暗褐色。房総半島以南に分布。
おうぎがみ【扇紙】
扇の骨に張る紙。扇の地紙。
おうぎきり【扇切り】
扇を、腰に差した刀の柄頭(つかがしら)に立てておき、その刀をすばやく抜いて、扇が地上に落ちないうちに切る技。また、投げつけられた扇を指で払い落とす技。
おうぎぐるま【扇車】
1 三つの扇を要(かなめ)を中心にして円形に広げたもの。上棟式(じょうとうしき)のとき、棟木の上に立てる。扇子車(せんすぐるま)。
2 紋所の名。畳んだ扇を、要を中心にして車輪状に並べた形。
3 回り灯籠などにつける、1の形に作った、おもちゃの風車。
おうぎずもう【扇相撲】
「扇引き2」に同じ。
おうぎぞめ【扇染(め)】
染め模様の一。扇形をしたものの中に、花鳥・人物などを染め出したもの。
おうぎだるき【扇垂木】
放射状に配置された垂木。禅宗の寺院建築に用いられる。
おうぎづかい【扇使い】
扇を使うこと。扇であおぐこと。
おうぎながし【扇流し】
1 金や銀の美しい扇を川に流して興じる遊び。室町時代、大堰(おおい)川で行われたものに始まるという。
2 扇が水に流れていくさまを図案化した模様。
おうぎのが【扇の賀】
夏季に行われる長寿の祝い。
おうぎのはい【扇の拝】
平安時代、宮中で、孟夏(もうか)の旬(しゅん)に群臣を召して扇を賜った儀式。《季 夏》「庭の余花―に罷(まか)り出づ/月斗」
おうぎのまと【扇の的】
扇を開いて竹の先に挟み、高く立てて弓の的にしたもの。
おうぎばこ【扇箱】
扇を入れる箱。特に、近世は足付きの台に載せて、祝いの贈り物にした。
おうぎばしょう【扇芭蕉】
バショウ科の常緑高木。高さ10~30メートル。葉は幹の先から左右2列に並んで出て、扇形になる。マダガスカル島の原産で、湿地に生え、葉鞘(ようしょう)にたまる水を旅行者が利用したことから、旅人の木・旅人木(りょじんぼく)ともいう。
おうぎばら【扇腹】
おうぎひき【扇引き】
1 扇を福引のように引き当てる遊戯という。
「―など人々にせさせむなどありし」〈讚岐典侍日記・下〉
「―など人々にせさせむなどありし」〈讚岐典侍日記・下〉
2 二人が扇の端を親指と人さし指でつまみ、引き合う遊戯。扇相撲。
「よい年をして螺(ばい)回し、―」〈浮・一代男・五〉
「よい年をして螺(ばい)回し、―」〈浮・一代男・五〉
おうぎびょうし【扇拍子】
閉じた扇で手のひらや板の台などをたたいて拍子をとること。邦楽のけいこなどに行う。
おうぎほぞ
断面が台形の枘。出隈(ですみ)の土台に柱を枘差(ほぞざし)するときに用いる。
おうぎぼね【扇骨】
扇の芯にする、細長く割いた竹。
おうぎやぞめ【扇屋染(め)】
布地の染め模様の一。江戸中期に流行した、円形・四角形・扇形・六角形・ひし形などを交えて、その中に花鳥や唐草などを染め出したもの。
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