2013年6月30日 星期日

いろはにほへと







いろはにほへと ちりぬるを
わかよたれそ  つねならむ
うゐのおくやま けふこえて
あさきゆめみし ゑひもせすん

いろは歌、貴族の「学習帳」 ひらがなほぼ全文 鎌倉期

「いろは歌」が墨書された土器=27日、京都市上京区、戸村登撮影


いろは歌の書かれた墨書の読み方


発掘現場の地図





 【筒井次郎】京都市中京区の高級貴族の邸宅跡で、「いろは歌」のほぼ全文がひらがなで墨書された土器(1200年前後、鎌倉初頭ごろ)が見つかった。市埋蔵文化財研究所が27日発表した。ひらがなでほぼ全文が書かれた史料では最も古い。当時は紙が貴重品で、ひらがなの練習で書いたとみられる。

 研究所が過去の出土品を調べ直す中で、1983年に二条城東 側の「堀河院(ほりかわいん)」跡の井戸跡から出土した土師器(はじき)の小皿(直径9センチ、高さ1・5センチ)に書かれているのが判明。小皿は破片9 枚をつなぎ合わせたもので裏面に全47文字のうち、薄い字も含め43文字が判読できた。4文字は欠けた部分にあったとみている。

 文字は8行分あり、1行目は歌の最後の「ゑひもせす」。2行目から「いろはにほへと」と始まり、一番左の7、8行目が「あさき□めみし」(□は欠損部。 「ゆ」と推測)。「あさきゆめみし」まで書いて余白がなくなったため、右の余白に「ゑひもせす」と続けたとみられる。本来「わかよたれそ」と書くべきとこ ろが「それ」と逆になり、バランスの崩れた文字もあった。




在五十音順以外偶爾會使用伊呂波順(いろは順,iroha-jun)。其來自於日本平安時代的《伊呂波歌》。這首詩歌最早見於1079年,是一種字母歌的型式,將每個音節各自使用一次:


片假名

(除去濁點)

漢字
與假名

翻譯



イロハニホヘト


チリヌルヲ


ワカヨタレソ


ツネナラム


ウヰノオクヤマ


ケフコエテ


アサキユメミシ


ヱヒモセス



色は匂へど


散りぬるを


我が世誰ぞ


常ならむ


有為の奥山


今日越えて


浅き夢見じ


酔ひもせず




花朵艷麗終散落



誰人世間能長久



今日攀越高山嶺



醉生夢死不再有








いろはにほへと ちりぬるを
わかよたれそ  つねならむ
うゐのおくやま けふこえて
あさきゆめみし ゑひもせすん

色は匂へど 散りぬるを
我が世誰そ 常ならむ
有為の奥山 今日越えて
浅き夢見じ 酔ひもせず






平安時代末期に流行。
『涅槃経(ねはんきょう)』の
「諸行無常 是正滅法 生滅滅己 寂滅為楽」を表すと言われる。



色は匂へど 散りぬるを
香りよく色美しく咲き誇っている花も、やがては散ってしまう。
諸行無常(しょぎょうむじょう)

我が世誰そ 常ならむ
この世に生きる私たちとて、いつまでも生き続けられるものではない。
是生滅法(ぜしょうめっぽう)

有為の奥山 今日越えて
この無常の、有為転変の迷いの奥山を今乗り越えて
生滅滅己(しょうめつめつい)

浅き夢見じ 酔ひもせず
悟りの世界に至れば、もはや儚い夢を見ることなく、現象の仮相の世界に酔いしれることもない安らかな心境である。
寂滅為楽(じゃくめついらく)








「今様」という形式(七五を四回繰り返す)を守り、その上、全ての仮名を1回ずつ使うという制約のもとで、これだけの意味のある歌が作られたことは、奇跡と呼んでも過言ではないでしょう。そう思いませんか?

いろはうたの他にも、同じ条件で書かれた詩があります。

あめつちうた(平安時代初期)

あめつちほしそら(天地星空)

やまかはみねたに(山川峰谷)

くもきりむろこけ(雲霧室苔)

ひといぬうへすゑ(人犬上末)

ゆわさるおふせよ(硫黄猿生ふせよ)

えのえをなれゐて(榎の枝を馴れ居て)




あめつちのうた(本居宣長作)

あめふれは ゐせきをこゆる(雨降れば 井堰を越ゆる)

みつわけて やすくもろひと(水分けて安く諸)

おりたちうゑし むらなへ(下り立ち植ゑし 群苗)

そのいねよ まほにさかえぬ(その稲よ 真穂に栄えぬ)




ひふみうた

(うたとして、祝詞として、祓詞として読む場合、それぞれに、区切る箇所が違う。以下は祝詞の場合の三五七区切り)

ひふみ よいむなや こともちろらね

しきる ゆゐつわぬ そをたはくめか

うおえ にさりへて のますあせゑほ

れーけー




今回色々調べてみまして、この「ひふみうた」に興味を持ちました。
冒頭の「ひふみよいむなやこともち」は「一二三四五六七八九十百千」のこと。
この最初の十文字が、日(火という説も)、風、水、世、井草、虫、岩魚、鳥、獣、人を表していて、暗に進化の過程を表しているのだとか、いやいや実は最初 の十文字を古代ヘブライ語で読むと、天照大神を岩戸から呼び出すことばなのだとか、数々の興味深い事例に遭遇しました。ああ、日本語は、奥が深くて楽し い。
上記3つのうたの他にも、一文字ずつ使った歌が十以上ありました。





にほんごであそぼふぁんさいと


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