2013年12月7日 星期六

無形文化遺産に「和食」  Japanese cuisine

  Japanese Cuisine Goes Global New York Times

Unesco just picked Japanese cuisine as a world cultural heritage, recognition that the Japanese government had lobbied hard for. Toyota, Sony and Nintendo ...

無形文化遺産に「和食」 県内も祝福ムード 静岡

 

ムード【mood】
1 気分。情調。雰囲気。「独特な―がある」 2 英文法で、法。

 

2013.12.6 02:07
 ■「次は緑茶」知事ら意気込み
 「日本の緑茶を無形文化遺産に」-。和食が無形文化遺産に登録されたことを受け、5日に県庁で記者 会見した和食研究で知られる静岡文化芸術大学の熊倉功夫学長(70)は、静岡県を「茶の都」とする構想を掲げる川勝平太知事とともに新たな目標を明言し た。一方、県内の和食の名店の店主からは、無形文化遺産登録を祝う声が相次いだ。
 ◆「食の都」に追い風
 農林水産省の「日本食文化の世界無形遺産登録に向けた検討会」の会長を務めるなど、和食の登録に尽力してきた熊倉学長は、登録を祝う一方で「和食がだんだん失われていくという危機感が、無形文化遺産への提案に結びつけた。和食をなんとか盛り返したい」と決意を示した。
 川勝知事は「一足早いクリスマスプレゼントだ」と和食の登録を歓迎するとともに「和食には、多用で新鮮な食材が必要だが、静岡県は断トツで食材が豊富。これらを活用する食の都づくりに大変な励ましだ」と喜んだ。
 次の課題として、熊倉学長は「茶の都という知事の掲げる構想には当然、和食の文化が入ってくる。和食を茶の都づくりに位置づけていきたい」とした。
 ◆「本県主導で申請」
  また、川勝知事は「和食は京都府が農水省に推薦した。今度はお茶の文化を静岡県でとりまとめて国に申請を」という構想をぶち上げた。熊倉学長も賛同し、 「文化としてのお茶を継承するために、静岡がリーダーシップをとるべきだ。世界の無形文化遺産に提案していくのをこれから真剣に検討したい」と話した。
 県内で和食料理店を経営する店主らは歓迎一色だが、一方で今後の課題も口にした。
 静岡市葵区ですしなどの和食料理店「海」を経営する田塩好栄さん(39)は「伝統のすしをはじめ、和食には四季によって旬がある。食べておいしい、見て美しい和食を守り、さらに広めていきたい」と話した。
 昭和22年創業の日本料理店「繁松」(浜松市中区)の3代目の社長兼板前、石川明さん(43)は「和食を志す人にも食べる人にも朗報だが、若い人はパティシエや洋食のシェフを目指すようで、和食の板前を目指す人が減っている」と人手不足を指摘した。
 伊豆高原で和食、創作料理店「さくら」(伊東市八幡野)を営む清水慧子(けいこ)さんは「他国料理がすでに登録されているのだから、和食の登録は当然。和食ほど健康的で手の込んだ料理はない。ますます世界に広まっていくと思う」と話した。

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