2007年7月27日 星期五

司馬遼太郎中学時代作文

讀這則新聞,想起以前讀過的{李叔同先生文集}

他留日的作品,都還可以在學校(東京藝術大學?)圖書館中找到。

這也難怪他生前把些出版品寄贈日本。或許他知道,那塊土地會保留這些,而他自己的故土,可能種種因素將文物毀了。





司馬遼太郎さんの中学時代の作文を発見 大阪

2007年07月27日

 作家司馬遼太郎さん(1923~96)が旧制上宮中学時代に書いた作文や後輩に贈る言葉が掲載された校友会雑誌が上宮学園(大阪市)で見つかり、27 日、司馬遼太郎記念館(大阪府東大阪市)に寄贈された。作文の題は「物干臺(ものほしだい)に立つて」。確認されている中で最も若い時の文章で、早熟な才 能をうかがわせる。

写真司馬遼太郎さんの中学校時代の作文が載った校友会雑誌「上宮」=27日、大阪府東大阪市の司馬遼太郎記念館で

 校友会雑誌は5月に上宮学園の図書館で見つかった。「物干臺に立つて」は中学1年だった1936年12月に掲載。「祝日の大国旗がはたはたと風を食つて 動いてゐる。そのまはりを赤い弱々しい蜻蛉(とんぼ)が二三匹飛んでゐる」などと、当時大阪市浪速区にあった自宅から眺めた警察署や小学校などの光景を約 400字で描写。教師による「素早い観察の中にも無邪気な空想が乗せてある」という評が書かれている。

 後輩への言葉は、41年3月に掲載。「希望は天上にあり、実行は脚下にあり 後生須(すべか)らく実行の人たれ」。いずれも本名の福田定一(ていいち)の名で書かれている。

 同記念館の上村洋行館長は「まず地に足をつけて物事を眺め、次に全体像を俯瞰(ふかん)する司馬さんの考え方の片鱗(へんりん)が表れている」と話している。10月28日まで同記念館(06・6726・3860)で公開される。



上宮學園 圖書館

司馬遼太郎文庫

Shiba Ryoutarou Bunko

司馬遼太郎文庫 - 蔵書紹介

 「司馬遼太郎文庫」は、閲覧室入口を入ってすぐ右側の書架にあります。昭和の国民作家、司馬遼太郎氏の作品と司馬氏の関連図書を蒐集した文庫で す。冊数は現在、全部で750冊。この内、600冊ほどを展示、閲覧、貸出をしています。図書館に司馬文庫ができた機縁は、昭和35年、司馬氏が直木賞を 受賞されたことに始まります。同窓会が主催する祝賀会が学園の会議室で催されました。この時、同窓会は集まったお祝いのお金を元に当時出版されていた司馬 氏の小説を全部五冊づつ購入することに決定しました。このとき購入された図書が後に「司馬文庫」の根幹を成す図書となりました。加えて、平成三年頃から、 司馬氏は図書館にご著作を寄贈してくださることになり、ご本の寄贈は氏が亡くなってからは、奥様の福田みどり氏に受け継がれ、現在も続いています。寄贈い ただいた図書はすでに二百冊を超過しています。まさしく「司馬遼太郎文庫」は氏と奥様の十数年にわたる学園、図書館に向けられた稀有な愛情が結実したもの といえます。図書館は「司馬遼太郎文庫」のより一層の充実をめざして努力していきたいと思っています。

司馬遼太郎

司馬 遼太郎 (シバ・リョウタロウ)
【本 名】 福田定一 
【現 職】 小説家
【卒業年度】 1941年卒業 ・ 旧中25期 
【 賞 】 『梟の城』で直木賞 受賞
       1981年 芸術院会員 選出
       1993年 文化勲章 受賞
【代表作】 『竜馬がゆく』 『坂の上の雲』 『国盗り物語』 『峠』  
      『新選組血風録』 『燃えよ剣』 『街道をゆく』他・多数

☆ 昭和を代表する小説家であり、類まれな文明批評家でも あった。また日本だけではなく、世界の辺境をめぐって書 いた『街道をゆく』はその該博な知識と、歴史と人間を見通 す司馬史観は亡くなって10年が経過した今も多くの読者の 支持を得ている。

☆  司馬遼太郎氏は母校の上宮学園のために『司馬遼太郎全集』 全巻・『街道をゆく』全巻、加えて、新刊書を継続的に図書館 に寄贈していただいた。また氏が亡くなってからも、氏の遺志 は引き継がれ、現在も奥様の福田みどり様より継続して新刊を 寄贈していただいています。図書館では寄贈していただいた 図書を中心に「司馬遼太郎文庫」を設けており、文庫の総数は、 現在750冊を超えている。また「司馬遼太郎文庫」は常時、生 徒・教職員に閲覧・貸出しされている。  

「司馬遼太郎文庫」作品紹介

  第2回『一夜官女』  昭和43年発行 初版 東方社

【初 出】 
 昭和37年2月「講談倶楽部」掲載
【執筆年齢】 
 39歳
【小説の舞台と時代】 
 摂津野里村、戦国時代
【あらすじ】 
 野里村の年寄りたちに旅の途中の小若は明日、明神の一夜官女になってほしいと懇願される。一晩こもり堂で寝るだけだという。小若は承諾し、こもり堂に入 ると、闇の中に男が寝ていた。 岩見重太郎だった。後に小若は大坂の冬の陣で鬼神のごとき働きをし、討ち死にした岩見重太郎のウワサを聞く。戦国の世を生 き抜いた男と一人の女性の一夜の淡い恋を描いた佳品。
【司馬遼太郎文庫】 
 今はめったに見られない東方社の司馬作品を『一夜官女』以外も「司馬文庫」はいくつか所蔵している。『喧嘩早雲』『豚と薔薇』などがそうだが、いづれも初版の貴重な本である。   
【参考図書】
 別冊歴史読本 『司馬遼太郎全作品大事典』 







  第1回『竜馬がゆく』  全5巻 昭和43年発行  文藝春秋

【初 出】 
 昭和37年6月21日~昭和41年5月21日付「産経新聞」連載
【執筆年齢】 
 38~42歳
【受 賞】 
 本作品と『国盗り物語』で昭和41年菊池寛賞。
【小説の舞台と時代】 
 土佐・京都・江戸・長崎・長州・幕末                    薩長同盟を実現した坂本竜馬の出生から、33歳で暗殺されるまでの激動の人生を描いた作品。永遠の 青春賛歌。
【映像化】 
 昭和43年NHK大河ドラマ化・昭和45年映画『幕末』の原案
【司馬遼太郎文庫】 
 文藝春秋の全5巻本が5セット揃っている。発行されて40年になんなんとしているが、まだ現役で頑張っている。毎年、図書館では十人はこの本で「司馬中毒」にかかる。
【参考図書】
 別冊歴史読本 『司馬遼太郎全作品大事典』  







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