わび茶の祖・村田珠光しのび「珠光忌」 奈良・称名寺
2013.5.16 15:05
わび茶の祖とされる奈良市出身の茶人、村田珠光(じゅこう)の命日にあたる15日、同市菖蒲池町の称名(しょうみょう)寺で遺徳をしのぶ法要「珠光忌」が営まれた。法要にあわせて、珠光が使用したとされる茶室「獨廬(どくろ)庵」も公開。参拝者には茶が振る舞われた。
珠光は室町時代に奈良町で生まれ、称名寺で仏道を学んだ後、京都でわび茶を興し、当時の将軍・足利義政にも重用された。珠光は縁のある同寺にも茶室を構え、茶道を広めたという。
同寺は普段、茶室や本堂内は一般公開しておらず、毎年の珠光忌にあわせて公開している。
獨廬庵は、18世紀に2度火災で焼失。現在の建物は1800年頃に建てられたとみられる。室内は四畳半の茶室となっているが、はめ込み式の壁で仕切ると三畳の茶室にもなる珍しい構造という。
市は、こうした茶道との縁を生かし、東大寺などの社寺や奈良町の茶室を使って来年2月、4千人の茶人を招く大茶会「珠光茶会」の開催を予定している。
訪れた生駒市の主婦、山岡美千代さん(57)は「現代につながる茶の歴史を感じることができた」と話していた。
遺光,遺徳,遠忌,稱名
珠光は室町時代に奈良町で生まれ、称名寺で仏道を学んだ後、京都でわび茶を興し、当時の将軍・足利義政にも重用された。珠光は縁のある同寺にも茶室を構え、茶道を広めたという。
同寺は普段、茶室や本堂内は一般公開しておらず、毎年の珠光忌にあわせて公開している。
獨廬庵は、18世紀に2度火災で焼失。現在の建物は1800年頃に建てられたとみられる。室内は四畳半の茶室となっているが、はめ込み式の壁で仕切ると三畳の茶室にもなる珍しい構造という。
市は、こうした茶道との縁を生かし、東大寺などの社寺や奈良町の茶室を使って来年2月、4千人の茶人を招く大茶会「珠光茶会」の開催を予定している。
訪れた生駒市の主婦、山岡美千代さん(57)は「現代につながる茶の歴史を感じることができた」と話していた。
遺光,遺徳,遠忌,稱名
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