2013年9月23日 星期一

漫画家・井上雄彦さんの親鸞屏風 富山・南砺で展示

漫画家・井上雄彦さんの親鸞屏風 富山・南砺で展示

写真:漫画家井上雄彦さん作の屏風「親鸞」(右隻)=富山県南砺市の井波別院瑞泉寺・瑞泉会館拡大漫画家井上雄彦さん作の屏風「親鸞」(右隻)=富山県南砺市の井波別院瑞泉寺・瑞泉会館
写真:漫画家井上雄彦さん作の屏風「親鸞」=富山県南砺市の井波別院瑞泉寺・瑞泉会館拡大漫画家井上雄彦さん作の屏風「親鸞」=富山県南砺市の井波別院瑞泉寺・瑞泉会館
 【八田伸拓】人気漫画家の井上雄彦(たけひこ)さんが描いた浄土真宗宗祖親鸞の屏風(びょうぶ)絵が20日、富山県南砺市の井波別院瑞泉寺に搬入された。本山東本願寺の「現代アート事業」として制作された大作。聖人の750回御遠忌に向けて、21日から特別展示される。
 屏風は、六曲一双で高さ212センチ、幅582センチ。バスケットボール選手が主人公の「スラムダンク」などで知られる井上さんが、東本願寺の依頼を受けて構想を練り、宮本武蔵を描いた「バガボンド」の途中にペンを筆に持ち替え、墨の濃淡で描き切った。
 屏風は右隻に様々な境遇の老若男女と泥の川を歩む親鸞、左隻には鳥や草花、チョウとたたずむ親鸞がそれぞれ描かれている。民衆の絶望や悲しみとともに歩む力強さの一方で、親鸞の孤独や心の静寂を対照的に示しているようにみえる。

沒有留言: