富士山と鎌倉の世界遺産推薦を内定 文化審議会
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「富士山」と「鎌倉」の世界遺産登録に向け、文化審議会は1日、日本政府として両候補地をユネスコ世界遺産委員会に推薦することを妥当と結論づけた。事 実上の推薦内定で、文化庁は2013年の登録を目指し、関係省庁と調整して9月末までに暫定版推薦書、来年1月末までに正式推薦書を委員会に提出する。
文化審議会は、富士山については古くから民間信仰の対象となり浮世絵など芸術作品のモチーフとなってきたこと、鎌倉は武家文化が花開いた場所であることを重視し、推薦は妥当と判断。登録に向けて、地元自治体などが保全を強化する必要があるとした。
富士山、鎌倉を除き、世界遺産候補として日本の「暫定一覧表」に載り、政府の推薦を待っているのは、「彦根城」「富岡製糸場と絹産業遺産群」「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」など10件ある。
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