2011年9月5日 星期一

台風12号:文化財にも大きな被害, Kill at Least 25

Typhoon Rains Kill at Least 25 and Maroon Thousands in Japan
New York Times
Kyodo News, via AP A helicopter on a rescue mission on Sunday in Nachikatsuura, in central Japan. Evacuation orders and advisories were issued to 460000 people in the region. By THE ASSOCIATED PRESS TOKYO (AP) — Typhoon Talas dumped record amounts of ...

台風12号:文化財にも大きな被害

 台風12号は文化財にも大きな被害をもたらした。

 和歌山県観光振興課などによると、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」を構成する熊野那智大社(那智勝浦町)の本殿の床上まで土砂が流入したほ か、崩れた土砂が八社殿と第五殿の間まで流れ込んでいる。回廊の一部が埋まり、境内は土砂まみれの状態という。また、那智の滝の下流にある文覚の滝は複数 の石が落下して消失した。県は町の報告を受けて5日、被害状況を文化庁に連絡した。

 このほか、同県内の国指定史跡では、新宮市の新宮城跡の2カ所で土砂崩れが起こり、水ノ手郭が水没した。かつらぎ町の高野山町石道の一部では倒木が確認されたという。

 滋賀県も5日、同県湖南市岩根にある国宝・善水(ぜんすい)寺本堂の屋根が一部破損したと発表した。

 県によると、強風で檜皮(ひわだ)ぶき屋根の一部(縦2メートル、横3メートル)が飛散した。住職が3日朝に気付き、県に通報した。

 重要文化財では、大津市の石山寺御影(みえ)堂の白漆喰(しっくい)壁や、同県愛荘町の金剛輪寺にある三重塔の檜皮ぶき屋根も一部がはがれ落ちた。【御園生枝里、村瀬優子】

沒有留言: