中国で初の日本考古展、国宝など243点出品 10月
石見遺跡(奈良県三宅町)から出土した椅子に座る男性を表現した古墳時代後期の人物埴輪(はにわ)=県立橿原考古学研究所提供【写真1】 |
|
中国・唐の都、長安があった古都・西安市(陝西省)の陝西歴史博物館で10月21日から、旧石器~平安時代の奈良県の考古資料を紹介する「日本考古展」 (同県、中国陝西省文物局など主催、朝日新聞社など後援)が開かれる。日本の考古資料の展覧会が中国で開かれるのは初めて。
同県と同省の友好提携を記念した催しで、調印式が2日、奈良市であった。
展示されるのは、藤ノ木古墳(同県斑鳩町)の装飾用馬具や耳飾りなど国宝4件、「卑弥呼の鏡」との説がある黒塚古墳(同県天理市)の三角縁神獣鏡など重 要文化財11件を含む84件、計243点。東大寺や法隆寺、吉野山など同県の神社仏閣や自然の写真も紹介され、日中の専門家による記念シンポジウムも開か れる。
沒有留言:
張貼留言