茶業指導制度「T―GAP」 普及に向け説明会 |
2009/12/10 |
本県茶業界がより良い茶業経営のための指導制度として生産現場への導入を目指す「T―GAP(ティーギャップ)」の普及に向けた取り組みが本格的に始まっ た。県内のJA茶技術員を対象に開かれた9日の説明会を皮切りに、今後も生産者向けの説明会が順次開催される予定。年度内にもT―GAPの承認を受ける生 産者を誕生させたい考えだ。 9日に島田市金谷のお茶の郷で開かれた説明会には営農指導を担当するJA茶技術員約100人が集まった。講師を務め たのはT―GAPの開発メンバーでNPO法人日本GAP協会の宮原義博さん。T―GAPの基本的な仕組みや導入のメリット、評価方法などを解説し、「食の 安全確保だけでなく、環境への配慮や労働保全などを含めた持続可能な農業経営を目指す制度」と強調。茶技術員の果たす役割が重要になるとの認識を示した。 県西部の茶技術員は「生産者が安全性などを再認識し、ステップアップを図るためには必要な取り組み」と前向きな姿勢を見せた。 T―GAPは静岡茶の生産工程の管理を徹底し、ブランド力を向上させるのが狙い。県茶業会議所、県、県内JAグループが一体となって進める。JA静岡経済連は「3年間で県内すべての荒茶工場を対象に取り組みたい」(茶業課)としている。 **** 県花き品評会特別賞に34点県花き品評会が9日、津市北河路町の「メッセウイング・みえ」で開かれ、花きの審査会や販売が行われた。 品評会は、県や県花植木振興会などが、栽培技術や品質の向上とともに、PRして消費拡大を図る目的で年2回開催している。県内の生産者が丹精込め て栽培した色鮮やかなシクラメンなどの鉢植えや、シンビジウムなどの洋ラン、観葉植物など180点を出品。花の形や美しさ、バランスなどを審査し、5部門 で特別賞34点が選ばれた。 生産者による販売では、約3000点の花がずらりと並び、甘い香りが漂う中、市場価格より2~3割安いとあって、買い求める大勢の人たちでにぎ わった。また、伊勢茶品評会で入賞した茶の紹介や煎茶(せんちゃ)などの販売も同時に実施された。花きなどの販売は10日も午前9時から午後3時まで行わ れる。 (2009年12月10日 読売新聞) |
2009年12月10日 星期四
県花き品評会/茶業指導制度「T―GAP」
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