2017年5月22日 星期一

佐藤忠男《日本電影史》日本映画史 全4巻 岩波書店 1995

他的序言中提及他的恩師寫有五巨冊的『日本電影發展史』.晚年,他的老師把畢生治學資料共70箱,全數贈給他使用.


日本電影史(上中下)


內容簡介

包括《卿雲館:日本電影史·上冊》、《卿雲館:日本電影史·中冊》、《卿雲館:日本電影史·下冊》共3冊。佐藤忠男是日本首屈一指的資深電影學者,有着長達六十年的電影評論與研究生涯,著作等身,德高望重。《日本電影史(套裝共3)冊》是他傾注畢生心血的集大成力作,構思四十載,執筆二十年,堪稱迄今結構最完備、材料最翔實、觀點最權威的日本電影通史巨著。首版於1995年由岩波書店出版,問世后得到了各方專家學者的一致好評,獲得了「每日出版文化獎」、「藝術選獎文部大臣獎」等重要獎項。佐藤 忠男(さとう ただお、1930年10月6日 - )は、日本の映画評論家教育評論家日本映画大学名誉学長。本名、飯利忠男[1]

来歴・人物[編集]

新潟在住のまま、国鉄電電公社等へ勤務。『映画評論』の読書投稿欄に映画評を盛んに投稿。また、1954年に『思想の科学』に大衆映画論「任侠について」を投稿し、鶴見俊輔の絶賛をうける。1956年刊行の初の著書『日本の映画』でキネマ旬報賞を受賞。
その後、上京して『映画評論』『思想の科学』の編集にかかわりながら、評論活動を行う。さらに、1973年から、妻の佐藤久子と共同で個人雑誌『映画史研究』を編集・発行。日本映画学校校長(1996年~2011年)、日本映画大学学長(2011年~2017年)。
1996年紫綬褒章を受章。その他に、勲四等旭日小綬章芸術選奨文部大臣賞、韓国王冠文化勲章(韓国)、レジオンドヌール勲章シュヴァリエ芸術文化勲章シュヴァリエ(フランス)等を受賞。
第7回川喜多賞を、妻の佐藤久子とともに受賞。
アジア映画を中心として世界中の知られざる優れた現代映画を発掘・紹介し、映画界全体の発展に寄与した。

著作[編集]

  • 日本の映画 三一新書 1956
  • 裸の日本人 判官びいきの民族心理 光文社 1958 (カッパ・ブックス)
  • 斬られ方の美学 筑摩書房 1962
  • 少年の理想主義 明治図書出版 1964 (教育問題新書)
  • 映画子ども論 東洋館出版社 1965 (教育の時代叢書)
  • テレビの思想 三一書房 1966
  • 権利としての教育 筑摩書房 1968
  • 読書と人間形成 孤軍奮闘のたのしみの発見 毎日新聞社 1968
  • 教育における自由 国土社 1969 (国土新書)
  • 現代青年にとって教養とは何か 欲求不満からの出発 日本文芸社 1969
  • 現代日本映画 評論社 1969
  • 黒澤明の世界 三一書房 1969 のち朝日文庫
  • 現代世界映画 評論社 1970
  • 現代アメリカ映画 評論社 1970
  • 日本映画思想史 三一書房 1970
  • 演劇と変貌 仮面社 1970
  • 言葉の論理と情念 国土社 1971 (国土新書)
  • 間隙を埋める思想 読売新聞社 1971
  • 小津安二郎の芸術 朝日新聞社 1971 のち選書、文庫
  • 日本の映画・裸の日本人 評論社 1971
  • ヌーベルバーグ以後 自由をめざす映画 中公新書 1971
  • 不良少年物語 筑摩書房 1972 (ちくま少年図書館)
  • 教育の変革 評論社 1972 (「人間の権利」叢書)
  • 映画と人間形成 評論社 1972
  • 学習権の論理 平凡社 1973
  • いかに学ぶべきか 新しい独学の思想と方法 大和出版 1973
  • 日本の漫画 評論社 1973
  • 大島渚の世界 筑摩書房 1973 のち朝日文庫
  • 戦争はなぜおこるか ポプラ社 1974
  • 民主主義の逆説 筑摩書房 1974
  • 学校の外から考える 教育対談集 昌平社 1974
  • 映画の読みかた 映像設計のナゾとセオリーの解明 じゃこめてい出版 1974
  • 世界映画100選 秋田書店 1974
  • 現代日本映画 第2集 評論社 1974
  • 映像文化と教育 明治図書出版 1975 (現代授業論シリーズ)
  • 何を読むべきか 立体的読書のすすめ 大和出版 1975 (グリーンブックス)
  • 長谷川伸論 中央公論社 1975 のち文庫、岩波現代文庫
  • 庶民心情のありか 時事通信社 1975
  • 忠臣蔵-意地の系譜 朝日新聞社・選書 1976
  • 日本人の心情 三一書房 1976
  • なんのために学ぶか 自分学のすすめ 筑摩書房 1976
  • 青春映画の系譜 秋田書店 1976
  • 映画をどう見るか 講談社現代新書 1976
  • 教科書への疑問から 学校製の常識を吟味する 学陽書房 1977 (ドキュメント現代の教育)
  • 日本映画理論史 評論社 1977
  • 日本記録映像史 評論社 1977
  • 君は時代劇映画を見たか じゃこめてい出版 1977
  • 家庭の甦りのために ホームドラマ論 筑摩書房 1978
  • 映像の思索者たち 世界の映画監督論 千曲秀版社 1978
  • 映画・青春・人生 近代映画社 1978
  • 苦労人の文学 千曲秀版社 1978
  • 日本映画の巨匠たち 学陽書房 1979
  • 現代世界映画 1970年-1978年 評論社 1979
  • 私の生き方学び方 日本書籍 1979
  • 子どものアイドル 文化出版局 1980
  • 論文をどう書くか 私の文章修業 講談社現代新書 1980
  • 映画館が学校だった 日本経済新聞社 1980 のち講談社文庫
  • 「男らしさ」の神話 東洋経済新報社 1980 (東経選書)
  • 溝口健二の世界 筑摩書房 1982 のち平凡社ライブラリー
  • 働くということの発見 自分流のすすめ ダイヤモンド社 1984
  • スクリーン労働論 映画にみる働くことの思想 凱風社 1984
  • ストレンジャーズ・ミート 第三世界の映画 現代書館 1984
  • 二枚目の研究 俳優と文明 筑摩書房 1984
  • “自分流"で生きてみないか いつでもやり直しができる学び方・考え方 大和出版 1984
  • 木下恵介の映画 芳賀書房 1984 (フィルム・アートシアター)
  • 漫画と表現 評論社 1984
  • キネマと砲声 日中映画前史 リブロポート 1985 のち岩波現代文庫
  • 日本映画と日本文化 未來社 1987
  • 俳優の美学 未來社 1987
  • みんなの寅さん「男はつらいよ」の世界 朝日新聞社 1988 のち文庫
  • 東京という主役 映画のなかの江戸・東京 講談社 1988 「映画の中の東京」平凡社ライブラリー
  • 映画で世界を愛せるか 岩波新書 1989
  • 黒澤明解題 岩波書店・同時代ライブラリー 1990 「黒澤明作品解題」岩波現代文庫
  • 映画を考える 主婦の友社 1991
  • 見ることと見られること 日本評論社 1991 のち岩波現代文庫
  • ATG映画を読む 60年代に始まった名作のアーカイブ フィルムアート社 1991
  • ヨーロッパ映画 第三文明社 1992
  • 日本映画 第三文明社 1992
  • 大衆文化の原像 岩波書店・同時代ライブラリー 1993
  • アジア映画 第三文明社 1993
  • 日本映画史 全4巻 岩波書店 1995
  • 日本映画300 朝日文庫 1995
  • 世界映画史 第三文明社 1995-1996
  • 新・学問のススメ 学ぶことは楽しい ポプラ社 1996 (新・のびのび人生論)
  • 日本映画の巨匠たち 1-3 学陽書房 1996-1997
  • 大人になるということ 岩波ジュニア新書 1998
  • 知られざる映画を求めて 現代書館 1999
  • 韓国映画の精神 林権澤監督とその時代 岩波書店 2000
  • 映画で読み解く「世界の戦争」 昂揚、反戦から和解への道 ベスト新書 2001
  • いま学校が面白い 岩波ジュニア新書 2001
  • 映画の真実 スクリーンは何を映してきたか 中公新書 2001
  • 映画に魅せられて 現代書館 2002
  • 伊丹万作「演技指導論草案」精読 岩波現代文庫 2002
  • 自分らしく生きてゆけないのはなぜか ポプラ社 2003
  • 映画俳優 晶文社 2003
  • わが映画批評の五〇年 評論選 平凡社 2003
  • 誇りと偏見 私の道徳学習ノート ポプラ社 2004
  • ビデオ& DVDで観たい決定版!日本映画200選 清流出版 2004
  • 映画から見えてくるアジア 洋泉社・新書y 2005
  • 黒木和雄とその時代 現代書館 2006
  • 中国映画の100年 二玄社 2006
  • 12歳からの映画ガイド 生き抜く力を学ぶ! 必見50本+150 小学館 2007
  • 草の根の軍国主義 平凡社 2007
  • 独学でよかった 読書と私の人生 チクマ秀版社 2007
  • 映画でわかる世界と日本 キネマ旬報社 2008
  • 映画監督たちの肖像 日本の巨匠10人の軌跡 日本放送出版協会 2009 (NHKシリーズ)

共編著[編集]

  • 現代漫画 全27巻 鶴見俊輔,北杜夫と共編 筑摩書房 1970~1971
  • チャンバラ映画史 尾上松之助から座頭市まで 吉田智恵男共編著 芳賀書店 1972
  • 日本映画100選 南部僑一郎共著 秋田書店 1973
  • 学校と世間 進学文明を超えるもの 京極純一対談 中公新書 1975
  • 日本映画女優史 吉田智恵男共編著 芳賀書店 1975 (フィルム・アートシアター)
  • お化け煙突の世界 映画監督五所平之助の人と仕事(編)ノーベル書房 1977
  • 洋画プログラム・コレクション(編)河出書房新社 1983
  • 映像の視覚 川本三郎共著 現代書館 1983
  • 上海キネマポート 甦る中国映画 刈間文俊共著 凱風社 1985 (シバシン文庫)
  • 韓国映画入門 李英一共著 凱風社 1990
  • 中国映画が燃えている 「黄色い大地」から「青い凧」まで 竹内実共著 朝日ソノラマ 1994
  • アジア映画小事典(編)三一書房、1995
  • アジア映画小事典(編著)三一書房 1995
  • 新世紀アジア映画 アジアフォーカス・福岡(編)キネマ旬報社、2000
  • 「映画評論」の時代 岸川真共編著 カタログハウス 2003
  • 日本の映画人 日本映画の創造者たち(編)日外アソシエーツ 2007
  • シリーズ日本のドキュメンタリー全5冊(編著)岩波書店 2009~2010

翻訳[編集]

  • Marilyn Monroe レンズの向こうの真実 イヴ・アーノルド JICC出版局 1989
 

目錄

《卿雲館:日本電影史·上冊》目錄:
增補版序
謝辭
序說:日本電影的基礎
1.映繪
2.電影與日本音樂
3.故事定式的供給
4.表演技巧的源泉:歌舞伎與新派
5.表演技巧的源泉:新劇、輕戲劇與歌劇
6.正業和黑幫
7.藝人社會
8.作家的出身
9.外國電影的影響
10.外國人的貢獻及與外國人的交流
11.女性的貢獻
12.審查

第一章 草創期(1896—1923)
1.最初的輸入與制作
2.弁士
3.日俄戰爭電影
4.制片廠的建立
5.初期的女演員和連鎖劇
6.最初的超級明星
7.新派電影的繁榮:日活向島
8.映畫劇的成立
9.松竹蒲田的革新
10.日活向島的成熟
11.好萊塢的日本人
12.從舊劇到古裝片
13.大地震與大眾文化的變化

第二章 無聲電影的成熟(1924—1934)
1.城戶四郎與蒲田調的成立
2.五所平之助、齋藤寅次郎、小津安二郎
3.蒲田的「母親片」
4.村田實的近代精神
5.日活、帝影—新興(公司)的現代劇和女演員的興盛
6.衣笠貞之助的前衛活動
7.伊藤大輔和大河內傳次郎對古裝片的革新
8.牧野映畫
9.古裝片中的忠誠和反叛
10.「流浪片」的確立
11.山中貞雄
12.傾向電影
13.普羅映畫的活動
14.弁士的藝術
15.即便如此,年輕人依然看電影

第三章 無聲電影末期與有聲電影初期(1931—1940)
1.走向有聲電影
2.古裝片與明星們
3.古裝片的自我否定·伊丹萬作
4.小市民電影與孩子的世界
5.女性情節劇
6.溝口健二的現實主義的確立
7.導演方法的個性化
8.從P.C.L到東寶
9.東寶京都和東京發聲
10.日活多摩川
11.遺失的影片
12.進入國際政治漩渦
13.新興電影和大都映畫的通俗電影
14.走向戰爭
補遺
1.最早被電影拍攝下來的日本人
2.岡山孤兒院音樂活動寫真隊
3.被重新發現的電影
……
《卿雲館:日本電影史·中冊》
《卿雲館:日本電影史·下冊》

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