2007年12月25日 星期二

菓子業界、大手3割で品質管理不適切・農水省調査

菓子業界、大手3割で品質管理不適切・農水省調査

 食品偽装が相次いだ菓子業界で、大手菓子メーカーのうち約3割が品質管理や法令順守体制に問題を抱えていたことが25日、農林水産省の調査でわかった。 期限表示でも日付設定の基準があいまいな企業もあり、同省は「大企業ですら規範のないところが多いことが裏付けられた」としている。

 調査は売上高が年間10億円以上の332社を対象に実施。今年8月に石屋製菓(札幌市)の「白い恋人」で賞味期限改ざんが発覚して以降、菓子各社が進めてきた社内点検の状況をとりまとめた。

 調査の結果、92社(27.7%)で衛生管理や事故対応に関するマニュアルがなかったり、法令順守の体制が未整備だったりした。専門部署で法令順守体制の整備を進めていた会社は121社(36.4%)にとどまった。(25日 21:01)

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