2012年3月1日 星期四

隅田川両岸一覧(葛飾北斎)

周作人有一文介紹
隅田川両岸一覧(葛飾北斎)


1806年頃。 「絵本隅田川両岸一覧 新柳橋の白雨」。 (画老人北斎時代)

「粋(いき)な絵」ですね。





葛飾北斎の浮世絵&屋形船

東京・隅田川に架かる両国橋の東岸沿い辺りの護岸壁を利用して設けれらている「隅田川テラス」アートギャラリー。
その壁に掛けられたアートのうちの一つである、「隅田川両岸一覧 無縁の日中」という葛飾北斎の絵 (墨田区文化資料 所蔵)。
夕涼みの人出で混雑する両国橋の下を、夕涼みの屋形船がのんびりと行き交う風景を描いた画である。北斎は墨田区 生まれである。
[2010.04][東京・「隅田川テラス」アートギャラリーにて][拡大画像: x22094.jpg][拡大画像: x22243.jpg] [拡大画像: x22241.jpg:北斎案内パネル「北斎通り」]

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1. 説明書きによると 「水面におおいかぶさる桜と、隅田川から大挙して押し寄せる人々、酔って踊る人が描かれ、 花見の時期の 賑やかさが見てとれる。画面奥には吾妻橋、隅田川西岸には浅草寺・凌雲閣が見え、はるか彼方に富士山が描かれる。」  [拡大画像: x22095.jpg]

2. 錦絵「東京名勝之図 両国橋」 (歌川房種 江戸東京博物館所蔵)の中の屋形船。
説明書きによると、「中央に描かれる西洋型木場橋の両国橋は、この錦絵が摺られた年に架けられたものである。伝統的な弧を描く橋から 平らな橋となり、その上を人力車や馬車がさっそうと走っている。橋のたもとにはガス灯が立ち、電信局と思われる 西洋館の大きな屋根も見える。しかし川には江戸時代のままの船が往来しており、多くの人は着物姿である。 西洋の文化と日本の伝統文化が混在している。明治時代初期ならではの風景である」、と記されている。 [拡大画像: x22110.jpg][拡大画像: x22109.jpg][拡大画像: x22096.jpg][拡大画像: x22097.jpg:説明書き] [拡大画像: x22107.jpg][拡大画像: x22108.jpg]

3. 吾妻橋のたもとに横付けされた屋形船。 [拡大画像: x22239.jpg]

4. 墨田区の北十間川に架かる「枕橋」(Makura-bashi Bridge)から見上げる「東京スカイツリー」。目指す高さは634メートル、自立式電波塔としては世界一高くなる。 平成22年(2010年)4月25日現在、その高さは349メートルで、わずかに本家の「東京タワー」を上回ったところである。 その眼下には屋形船が、近づく初夏からの出番を待つ。  [拡大画像: x22242.jpg]

5. 江戸東京博物館では、江戸期における「両国橋とその西詰の広小路」の賑わいを巨大なパノラマ模型にて展示している。 夏の間は、花火見物に興じる屋形船、屋根船が隅田川に浮かび、その間を物売りの ウロ船や花火船が両国橋辺りを行き交った、と案内パネルには記されている。 [拡大画像: x22244.jpg]

6. 北斎の画室Model of Hokusai's studio。北斎の画室を弟子が描いた「北斎仮宅図」をもとに再現したもの。北斎は 生涯に90回余りも引越したといわれる。この模型はそんな仮住まいのうち、83歳頃の北斎が今の墨田区両国4丁目付近 の貸家に娘の阿栄と住んでいた頃(年代1842年・天保13)の画室である。 [拡大画像: x22280.jpg] [拡大画像: x22281.jpg:説明書き(和文)][拡大画像: x22282.jpg:説明書き(英語)]

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