宮沢賢治の世界を多彩に表現、４４人の絵画や書紹介

多くの作家が表現した宮沢賢治作品の世界に触れられる企画展

賢治の世界を多彩に表現、４４人の絵画や書紹介

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多くの作家が表現した宮沢賢治作品の世界に触れられる企画展

「銀河鉄道の夜」などの作品で知られる宮沢賢治（１８９６～１９３３年）の没後８０年を記念し、４４人の作家が賢治の童話や詩を題材として描いた絵本や挿絵の原画など約２００点を紹介する企画展が、世田谷文学館（東京都世田谷区南烏山１）で開かれている。
　同館の担当者は「多彩な有名作家たちが表現した賢治ワールドを楽しんでほしい」と話している。
　宮沢賢治は岩手県花巻市の質屋・古着商の家に生まれ、稗貫(ひえぬき)農学校（のちの花巻農学校）で教師を務め、農民への稲作指導も行う傍ら、「注文の多い料理店」「風の又三郎」など多くの童話や詩を創作し、３７歳で亡くなった。

（2013年7月28日23時03分  読売新聞）