2013年7月10日 星期三

瀬戸内芸術祭 2013

瀬戸内芸術祭、香川県庁も「展示」 丹下健三の代表作

写真:打ち放しコンクリートとガラスが印象的な香川県庁東館=高松市番町拡大打ち放しコンクリートとガラスが印象的な香川県庁東館=高松市番町
写真:香川県庁東館1階ロビーには、猪熊弦一郎が意匠を手がけた陶板の壁画「和敬清寂」がある=高松市番町拡大香川県庁東館1階ロビーには、猪熊弦一郎が意匠を手がけた陶板の壁画「和敬清寂」がある=高松市番町
 【森本俊司】生誕100周年の建築家、丹下健三(1913~2005)の代表作に数えられる香川県庁東館が、20日に開幕する瀬戸内国際芸術祭の夏会期(9月1日まで)に合わせて「展示」される。県職員有志が案内人を務め、島々のほかでも味わえるアートの楽しみを伝える。
 県庁東館(旧本館)は1958年にでき、丹下の初期の傑作として名高い。垂直と水平を強調する日本の伝統的な木造建築を意識し、国際的な建築顕彰組織「DOCOMOMO(ドコモモ)」(本部・パリ)日本支部が、保存すべき国内の近代建築に選んだ。
 1階には香川県生まれの美術家、猪熊弦一郎(1902~93)が意匠を考え、鮮やかな陶板で作った壁画「和敬清寂」がある。日本を代表するデザイナー剣持(けんもち)勇(1912~71)の椅子なども置かれ、庁舎全体が現代デザインの宝庫だ。




瀬戸内国際芸術祭2013
 アートを訪ねて瀬戸内海の島々をめぐる「瀬戸内国際芸術祭2013」が開幕しました。現代アートで脚光を浴びる香川県・直島など12の島を舞台に、23 の国と地域から約200点が出展されています。3会期制(春会期は終了)で、夏会期は7月20日に始まります。3年前の第1回に93万人を集めて芸術祭の 象徴になった祭典を、全会期を通じてお伝えします。
歩いて、見た。瀬戸内国際芸術祭 男木島 このバナーから新しいウィンドウまたはタブが開きます。正常に開かない場合はブラウザのポップアップブロックを解除してご覧ください。
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