2007年11月5日 星期一

日刊工業新聞: Toyota 2020 Global Vision等

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日刊工業新聞BUSINESS LINE
三則

トヨタ、2020年グローバルビジョンを策定

 トヨタ自動車は2020年に向けた経営方針「トヨタグローバルビジョン2020」を策定した。「人と技術の力で明日の世界を切り開く」をテーマと し、ハイブリッド技術の全車種展開、パートナーロボット事業の育成、バイオ燃料やバイオプラスチックの技術確立などを盛り込んだ。
 経営ビジョンの策定は02年以来。今回は創立70周年に合わせて作成し、「長期的にありたい企業像」をまとめた。世界全体での組織力の発揮、技術革新、 新しい価値の創造などの追求を表明。一方で世界各地で愛される企業になるという意味をこめて「町いちばんの企業となる努力」を掲げるなど、トヨタらしい実 直な姿勢も見せた。
 同ビジョンは渡辺社長が役員と次長級以上の管理職に説明。英語版も作成し、国内外の拠点での全社員への浸透を図る。
(更新日 2007年11月 5日)




ニチダイ、「ものづくりプロジェクト」を発足

 【京都】ニチダイは、精密鍛造金型の生産効率化を再検討する「ものづくりプロジェクト」を発足、活動を始めた。品質やコスト競争力をさらに高め事業拡大につなぐ。
 社長直轄のプロジェクトチームで、製造や品質の責任者らで構成する。宇治田原工場(京都府宇治田原町)の精密鍛造金型の生産現場を再点検。作業や体制のムダやムリの抽出などを通して、人員配置の見直しや工程改善などを実施する。数値目標など詳細は順次詰めていく計画。
 精密鍛造金型は同社主力事業で、自動車関連向けがメーン。さらに事業競争力を高めることで、今後のビジネスを有利に運びたい考え。
(更新日 2007年11月 5日)


アタカ大機、柏事業所に深層試験水槽を新設

 アタカ大機は柏事業所(千葉県柏市)に、下水処理用ばっ気撹拌(かくはん)装置の「深層型試験水槽」を新設する。外部の試験設備を借りて実施して いた水深5メートル以上の試験を、自社設備に切り替える。首都圏を中心に需要が伸びている深層型装置の試験と開発を強化する。投資額は約1億3000万 円。08年2月の稼働を目指す。
 深層型試験水槽は水深10メートルで、深さは大阪工場(大阪市大正区)の試験水槽の約2倍。容量は640立方メートルで半地下式鉄筋コンクリート構造。 大阪工場の試験水槽で手がけている流速や空気量、消費電力の基本データに加え、振動なども測定できる。また、複数のポイントを同時に測定でき、試験や開発 期間の短縮も可能になる。
 アタカ大機のばっ気撹拌装置は、反応タンクの外部にモーターなどの回転駆動部を設置する槽外型。メンテナンスしやすく、主に窒素やリンを除去する高度下水処理設備で使用される。
(更新日 2007年11月 5日)


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